ぽつんと一軒家と言う番組はどうかと思う

投稿者: | 2022年3月6日

 今日も他に見るものがないのでぽつんと一軒家を見ていたら、いつもの林氏と所氏が航空写真からどう言う家か予想すると言うのから始まっていた。そんなことはどうでも良いから早く始めて欲しい。どちらも賢さを売りにして来た所があるので、そういう予想ができる所を見せたいのだろう。それをぼーっと見ている視聴者は、当たったね、賢いね、と刷り込まれるのだろう。しかし、2人が何を予想できようがどうでも良いのである。本編には関係ないし何の足しにもならない。そんなことしてないですぐに本編を始めた方が大人でおしゃれだと思うのだが。どうせコールドリーディングで付加情報は入っているのだから視聴者よりはそれっぽいことを思うのは当たり前で、それで当たった!とはしゃいでいるとちょっとげんなりする。

 本編が始まると、むりやりぽつんと一軒家であるとレッテルを張ろうとして住人に抵抗されていた。そりゃ住んでいる人は「ぽつんと一軒家」と言うほど不便だと思っていないわけである。しかし、番組では塾講師とタレントが隣と2キロは遠いと、必死にレッテルを張ろうとしていた。これで近所や知り合いからやっかみ半分でぽつんといじりされるんだろうなと思うとげんなりする。

 そしてやはり、番組スタッフが他人の家にお邪魔する態度ではない。人のうちに行くのならばそれなりの態度と言うものがあるだろう。たぶん、人のいない田舎だから、お人好しの田舎者なので、孫が遊びに来たときみたいに感謝感激するに違いないと思って押しかけているのだろう。しかし、実際は、知らないおっさんたちが突然訪ねてきて、訪問理由を聞いたら、辺鄙な家だから何か面白いものがあるんじゃないかと思って見に来ました、と言われるというおぞましい話。なぜそんなことが平気でできるのか。制作会社は頭がおかしいのか。

 とは言え、訪問されてしまった人も一応テレビ番組が来たと言うことでちょっとうれしいと思えるところもあるようで、良かったねとは思ったのですが、なんだか心苦しくてチャンネルを変えてしまった…。「失礼なのは番組上の演出です。特別な許可を得て突撃訪問している体にしています。」とテロップを入れてくれれば良いのだが(笑)。

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