自民党の中枢である萩生田政調会長が、統一教会については昔は問題があったが、現状については悪い話は聞いていなかったので、問題ないと思っていた、と言うようなことを言ったらしい。
しかし、自民党の政調会長が統一教会の現状について知らないはずがない。権力の中心なのだから統一教会の現状ぐらい把握しているし、逆に把握していないのだったら目が節穴過ぎるので即刻辞めてもらいたい。狙撃事件で統一教会が注目されてからすぐに統一教会は問題があると言うスタンスを自民党は取っており、もし問題がないと言う認識が存在していたのならば、そこにいくらか躊躇があったはずなので、統一教会に問題があることは分かり切ったことだったと見て取れる。
明らかに問題はあるが、マスコミもあまり扱わなくなっているし、ごまかしながら選挙で利用できるとしていたのだろう。公明党・創価学会も構図は同じでうまく利用できていることから、同様にうまくできると考えていたのだろう。
しかし、統一教会は改めて見てみればあまりに悪質で利用すると言うレベルではないため、すぐにかばうことは不可能となったのだろう。
自民党の政調会長が知らなかったでは済まされない。知っていたとしても、それで利用するとはありえない。つまり知っていても知っていなくてもあり得ない話なのである。その上、知らなかったとごまかそうとし続けるとは本当に本当に恥を知れと言う話である。
そう言えば、生稲晃子と統一教会関連団体を訪問した際に名前が統一教会っぽくって怪しかったけれど、確認しなかった、と言うようなコメントも出していたようだけれど、これは恐らく知らない場合どう言うかを思い付きで言っているようで、実際は、統一教会だと分かっていて、看板に統一教会って書いていないな統一教会関係っぽい名前だけど、と思った、と言うのが本当の所だと思う。名前を見たと言うのは事実らしいので、訪問先が分からなければ、一言確認しただろう。そうでなれば訪問先にどう対処すればよいか分からない。