恐らく山で迷って亡くなってしまったのであろう。大方の人がそう思っていたのではないだろうか。しかし、見つからない以上はもしかしたら誘拐されて生存しているという可能性も考えて捜索し続けざるを得ず、関係者の苦労を思うと言葉のかけようもない。
山での人海戦術での捜索に見落としがあったかどうかは、犯人捜しではなく原因究明として徹底的に行って欲しい。そもそも山での人海戦術による捜索はそうあることでもなく、経験や知見のない人も多く動員されて行われているのではないだろうか。センサーやドローンなどをもっと活用したりする専門組織を作ることはできないだろうか。今回の件でも、捜索に費やされたリソースは相当なものだろう。
それから、別の方向の話になるが、女児の母について違和感が感じられると言っている人がいるのだが、私も同じく違和感を感じている。どうも話ややることが少しズレていて、そこに引っ掛かりを感じてしまうのだ。例えば直近では骨が見つかったころに、娘が持っていたプードルの人形を持って会見に臨んでいたことである。なぜそこで人形なのか?そういう不可解な点については1つ1つの件に対してはいろいろ議論の余地はあると思うが、結局総合的に少し変と言うことになっている。
たぶん、これは少し変な人と言うことで、むしろマスコミがそういうところが目立たないような配慮をするべきなのではないだろうか。また視聴者も少し変な人であると認識して、いちいち問題視しないようにするべきである。我々の生活においても少し変な人と言うのは往々にして存在し、ああ、あの人はああいう人だから、とやり過ごしている。今回、女児の母はこの点で非常に損をしていたような気がする。コンプライアンスだ、自殺報道はダメだ、などといろいろ配慮する世の中になっているので、こういうところも気にするようにして欲しい。今後も事件などに関連して少し変な人は出て来ることがあると思うので、そういう人に配慮した報道にして欲しい。ちなみに「少し変な人」とは失礼なことを言っているような気がするが、自分もたぶん「少し変な人」だと思うので許して欲しい^^;。女児の母に関しては、娘が行方不明、しかも親の監督責任もあって相当精神的につらいと言うこともあるので、なおさら配慮されるべきだと思う。