NATOと米国の核の傘に入っているはずのウクライナが侵攻されました。米国の核の脅威で日本は守られると散々吹聴してきた安倍元首相のような人々は、核の傘がまったく効かないと言う事態に真っ青になって、9条が空論だとか違う話にすり替えようと必死です。
核共有論なるものも唱えだしているようで、恐らくなぜウクライナが攻撃されたかと言うと、核を発射する権限がないからで、発射権限があることにすれば良いと言うことなのかな?と思います。しかし、もし仮に日本が核保有国に侵攻されたとして、共有する国は自分は核攻撃は受けたくないわけですから、そう簡単には発射は認めないでしょう。「共有する」と言うことは他の共有している国の意思に反して自分の思い通りに発射することはできないはずです。だとするといったい今のウクライナや日本とどこが違うんだと言う話です。
こんな空論を言い出してしまうほど、核の傘が役に立たないと言う事態に焦っているんだと思います。馬鹿なことを言っていないでさっさと軍縮をすすめるべきです。一般市民の財産と命が奪われないよう、みんなで変えていくべきです。