コロナ禍のパニックで冷静で正常な思考を失ってはいけない

投稿者: | 2020年4月9日

 コロナ禍において「目の前に敵が迫っている状況で命を守ってくれるのは憲法でもなんでもない。」とか言った人がいますが、いや、その他の問題が発生したときにも同様なことを言う人がいますが、

 国の最高法規である憲法によって生存権があるからこそ、それに則って国民の命を守る方向に国の施策が進むことが方向づけられているのであって、憲法は命を守る道具の一つと言えます。

 「目の前に敵が迫っている状況で命を守ってくれるのは武器でもなんでもない。」と言っているようなもので、そりゃその通りで武器が勝手に動いて守ってくれるわけではないのは当たり前で、武器を使う人がそれを使って守ってくれなければダメなわけです。だから武器は駄目だ、と言う話にもならないし、そもそも武器が守ってくれないとか言い出すこと自体がおかしな話です。

 あと、偉大なリーダー待望論みたいなものも出てきますが、その候補を断片的なイメージだけで決めずに落ち着いて良く考えて欲しい。例えば麻生太郎とか出して来る人がいますが、すでに麻生太郎はリーダーをやってる人でその結果が今の状態です。幕末の志士もなんじゃこりゃと思っているはずです。

 命の危機が迫った人に冷静な判断をしろと言うのが酷な話ではあるのですが、それでもやはり冷静な判断と発言をお願いしたいところです。

  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です