2020年5月29日午後、何やら空から酷い爆音がして不快だったのですが、その後のニュースで自衛隊機(ブルーインパルス)が飛んでいたとのことでした。なぜ騒音のする飛行機を東京上空に低高度で飛ばす必要があるのでしょうか。まったく人の迷惑を考えない行動に呆れてものが言えません。
人が多数住む地域の上で不要不急の飛行機、ましてや危険度の高い曲芸飛行機を飛ばすなど公務員としてあるまじき行為ではないでしょうか。騒音が酷いと言うことは、飛行機を飛ばす側としては感覚が麻痺してしまっているのかも知れませんが、多数の市民の平穏な生活を侵害していることは公務員としても恥じるべきです。ましてやコロナで自宅で静かに過ごすことを余儀なくされている人々に逃げ場のない騒音を浴びせかけるとは人を人とも思わない鬼畜な行いと言わざるを得ません。子供が恐怖に怯え、赤ちゃんが泣きだし、リモート授業やリモート会議が寸断された所もあったのではないでしょうか。
航空機の騒音と言えば、旅客機の羽田空港への着陸コースの変更で騒音が増えているのが、たまたまコロナによる減便の影響で今の所まだあまり目立ってはいないのですが、それでもちょいちょい気づくとうるさいと言う場面があり、今後市民の不満の高まりが予想されます。
取材等で飛ぶヘリコプターも酷い騒音をまき散らしていますが、市民への配慮は全く感じられません。交通事故や自粛の人出をみるのにいったいヘリコプターによる空撮の必要がどこにあるのでしょうか。ドローンにするなどしたら良いのではないでしょうか。
騒音被害は人の心をむしばみます。騒音がうるさい社会ではなく、騒音にうるさい社会を作って平穏な社会を取り戻しましょう。