総務省が申(さる)年生まれの人口を発表しました。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi910.htm
ちょっとひっかかったのが
「 十二支の中では11番目」と書いているところ。
この値は2016年1月1日現在における推計とのことなのですが、
去年の干支の羊年の最年少が 0 歳、
申年の最年少が11歳な状態なので、平均年齢が申年の方が11歳高い。
0歳 | 羊 |
1歳 | 午 |
2歳 | 巳 |
3歳 | 辰 |
4歳 | 卯 |
5歳 | 寅 |
6歳 | 牛 |
7歳 | 子 |
8歳 | 亥 |
9歳 | 戌 |
10歳 | 酉 |
11歳 | 申 |
12歳 | 羊 |
… |
十二支は12年周期なので、申年は全体としても羊年より平均年齢が11歳高いわけです。
同様に酉年は10歳、戌年は9歳…となるわけです。
つまり、推計の時点では申年は全干支の中で最も平均年齢が高いのです。平均年齢が高ければおのずと人口も少なくなるものです。つまり干支が近い順に人口は少なくなる。もちろんベビーブームなどの偏りがあるので完全に順番通りにはならないのかとは思いますが、新年の干支の人口が下位の方になるのは必然のことなわけです。
まあ、各干支の人が何人いるかぐらいは興味のあることですが、干支の人口の順位はニュース性のないもの、新年から威勢が良くないのでやめた方が良いと思います。