平和を守るためには今の憲法を維持すべき

投稿者: | 2022年6月23日

 平和を守るためには、今の憲法は大変有効なので維持すべきである。

武力は持たない、だが自衛隊は持つ。が現状であり、これは対外的に一定の有効性をもっている。

これを、武力を持つ。としてしまっては対外的に脅威度が上がってしまう。

 平和ボケしてしまった平和音痴の人々は、本当に非常に安易に軽々しく平和憲法の改変を唱えてしまうが、これは非常に危険なことで、自ら首吊り縄に首をかけて、踏み台をけり倒そうとしているようなものである。

 今の平和憲法では武力を持たないこととなっているので、自衛隊の持つ能力によっては憲法違反となるのは、法律論から言って明白だろう。平和運動側はこれをもって自衛隊の増長を防ぐために指摘してきた。これは支配勢力の保守層も法治国家として文明国家を気取ってはいるので、耳の痛い話となり、一定の効果を持って来た。しかし、だったら憲法を変えれば良い、と半ば逆切れの行動となっているのが昨今の状況である。

 しかし、これは逆切れなのである。本来は憲法を順守するようにすべきである。できることをやらずに安易な道を選ぼうとしている。安易な道とは、他の国と同様に何の制約もなく武力をそろえると言うことである。アメリカなどの国も含めた海外の武器商人や、国内の武器商人たちが小躍りする状況なので、そのためならお金もいっぱい出て来るだろう。これは、世界の軍事情勢としては良くないことである。ウクライナと同じ。しかし、一部だが巨額の儲かる人々はそんなことは考えない。みんなが砲弾が当たって家も命も奪われようと気にしない。だって自分たちは遠くの安全なところでぐっすり寝ながら好きな食べ物を食べて楽しく暮らしているのだから。

 なんとしてもそういう一部の悪人が腹を肥やすだけの軍拡は避けねばならない。ウクライナの二の舞になってしまう。それには今の憲法が大きな力を果たしている。違憲問題を安易に解決しようとして、せっかく有効に働いている憲法を駄目にしてはならない。保守層も平和を希求すると言う立場に立つ人は少なくない。今回の参議院選挙はそういう政党に投票すると言う選択もあるのではないだろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です