「女性スペースを守る会」を「悪質トランスジェンダー差別団体」と指摘したことで、LGBT研究者が訴訟されて敗訴したとのニュースがあった。
諸々の報道から考えられる経緯としては、この団体は、トランスジェンダーである女性が女性トイレを使用することを阻止することを目的として発生したように思われる。その理由として考えられるのは、トランスジェンダーは気持ち悪いので女性トイレに入らないで欲しい、と言う差別感情なのではないかと考えられる。トランスジェンダー女性に同じ女性として寄り添うと言う姿勢は見られない。よって、トランスジェンダー差別の団体であると考えてしまうのは妥当なのではないだろうか。敗訴した人がどういう表現をしたのかは知らないが、この訴訟はスラップ訴訟なのではないかと思えてしまう。
実際には差別団体ではないのだったとしても、一般に流れている情報からでは、上記のように判断せざるを得ない。トランスジェンダー女性を排除するならば、男性のような容姿の女性、女性のような容姿の男性、女性に性的興奮を覚える女性などもどうなのか、などのその他のグレーゾーンについても検討が必要だと思うが、その姿勢が見受けられないことから、排除=差別感情を持った団体なのではないかとしか思えないのである。