非現実的な理想論ばかりの維新

投稿者: | 2026年1月24日

 身を切る改革など、大阪都構想など維新はきれいごと・理想論ばかりである。

 身を切るなどと言ってやることが国会議員定数を削ることである。議員定数を削ると言うことを分かりやすく考えるならば、例えば裁判官の数を減らす、と言うようなことではないだろうか。議員が本当にヒマ人ばかりなら削減もあるだろうが、実際にはそうではない。基本的には公務員、公僕の立場であり、なんやかや公務がたくさんある。裁判官の数を減らせば裁判が滞るように、議員を減らせば公務が滞る。代議員として政治に国民の要望を届けるのが役割であるから、減らせば国民の声が滞る。個々人の議員の重要度は上がってしまうので維新の議員の価値は上がる。自社株買いみたいなものである。

 大阪市を解体し二重行政を撤廃する言っているが、単純に考えれば1つの市が4つの区に分割されるのである。市と区と考えると分かりにくいかもしれないが、地方自治体のレベルで考えれば市区町村は同じなので、1つの市が4つの市になる、1つの区が4つの区になる、のと大して変わらない。つまり、4重行政の誕生である。普通の行政が4重になるので、例えばいろんな用紙が全部4種類になる。文書も4種類。部局も4種類なら、職員も4種類。府と市の二重行政ならたぶんそこだけ調整すれば良いが、4つの区なら全部4種類必要になるのである。明らかに現状から考えればなんでも4倍になってしまうのだ。

このように、思い付きのきれいごとの掛け声だけで、理想的に思わせて、実際は足し算レベルでおかしいと言う話である。

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